価格:9,900円(税抜 9,000円)
[ポイント還元 99ポイント~]
3PLY-T、23S/Sの大きな変更点はネック。
Regularは少し太目のバインダーに変更。
去年までは「つけ襟」と呼ばれる、リブを二つ折りして身頃とつなぐ方法でした。
「つけ襟」にも良さがあり、身頃より短い「つけ襟」を伸ばしながら取り付けると首に沿いやすいのです。
ただ、つけ襟の弱点は「襟自体がリブ2枚であるので、長く着るとよれやすい」事。
逆にバインダーは「身頃を二つ折りした生地で挟み込むので、首回りが都合3枚になりよれにくい」
ただ、バインダーは身頃の首回りそのままのシルエットになるので、パターンを調整しないとネックが首に沿わない。
そのあたりのバランスを取るために、首だけのサンプルを作って検討を重ねたバインダーです。
価格が高くなってしまったのは原材料と工賃アップです。
デザイナー自身「高いなぁ」とは思うのですが、ちょっとやそっとではよれない首、毛玉がまず出来ない身頃。
綺麗な状態で長く着られるのでご容赦ください!
シルエット、Slimより身幅が広い、袖が長い、袖口も広い、典型的な「Tシャツ」のシルエット。
1枚で着たり、丈が70cmぐらいあるシャツや軽いアウターの中に着たり。
Gジャンの中に着るとTシャツの裾がのぞきます。
「表面は極力スムースに、毛羽が少ない」「生地の斜行(斜めのよれ)もできる限り無い」「伸びが少なく、人が立った状態で綺麗に見える」を目指したTシャツ。
糸は80番、グレーは長綿、他色はインド超長綿。
それぞれ一本づつの糸はZ撚り(左撚り)のものを3本まとめてS撚り(右撚り)してから編み機にかけます。
編み地、特に一本の糸で編んでいく天竺の宿命「斜行」があります。
編地が糸の撚り方向に斜めによれる状態。
この3-PLY Teeは「糸自体の撚りとは逆方向に3本をまとめる」、つまり
・1本の糸の撚り方向(左)vs・3本の糸の撚り合わせ方向(右)
が撚りを打ち消しあい、結果斜行を抑えることが出来ています。