春夏で好評だった着丈短めのカバーオール、いよいよ本命、秋冬用。

 ダック2色は10.8ozでデニムより少し厚手。

 糸硫化染、色が激しく落ちる。

 ワンウォッシュでもブラックはすでにあちこち擦れて色が落ち始めています。

 パターン、フロントが左右にはけていない。

 ストレートで袖のひねりもないシンプルな型紙。

 デザイナーが型紙作り始めたころは 「シャツの延長線のような型紙ではなく、もっと、1920年代のカバーオールのような。テーラードジャケット的なフロントの左右にさばけて、前肩が傾斜して、それを戻して縫う。独特なシルエット！！！」を目指していました。

 その究極が、2022年秋冬で作ったSUPER BIG CAT Jacket、でもあまり多くは売れなかった。

 理由は分かります、好きな人はものすごい好き。

 でも一般的には「なんか独特な拘束感があるな？」と感じるからです。

 古いジャケットの名残りがパターンにあるので、ジャケット的な拘束感がカバーオールなのにあった。

 で、CAT DAY Coverallはそういうひねりやカーブは無し。

 1950年代以降の「ザ気楽に着られるカバーオール」を目指した型紙。

 これはミリタリーのカバーオールの流れも組んでいると思うのですが・・・

 いろいろ型紙の出自を書きましたが、着丈が67cmぐらい。

 中にスウェットも、後付けパーカーも、ワークシャツも。

 なんでも着られる気楽なカバーオールです。

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