もう一度チャレンジ！フォレスティエール。

 冬のジャケットとして作りながら、袖裏が無くて着づらいのも良くなかったのでしょう。

 という事で、春夏向けにリネンやシャンブレーの羽織りものに。

 ブラックシャンブレーが一番薄く5oz、真夏まで着られる、WORKERSでは定番素材。

 タテ糸にトップ（ワタで色を付けて、黒と生成りを混ぜた）糸を使う。

 そうすると、ウール風に見える。

 一時「コットントロピカル」という名前でも使いました。

 とにかく涼しい、皺や汚れが目立ちにくい。

 パターン、身頃はウェストに極わずかな絞り。

 襟が悩んで、やはりここはオリジナルのフォレスティエールのように首に沿う形。

 これを無理やり開襟にすると、あのフォレスティエール独特の第一ボタンのあたりが「くにゃっと」折れます。

 ポケットは表側に3+内ポケット1、シンプルデザインですが実用性は高い。

 袖口、あえての三巻、お直しに出す時に簡便。

 23年夏、デザイナーが自分用に大きなサイズを作って着てみました。

 デザイナー自身にはちょっと袖丈は長い。

 そこでくるくると2~3回折って着ると、袖口に適度な重みが出て収まりが良い。

 ズボンの裾をダブルで始末 すると重みですっと落ちるのと同じような感じ。

 折って着るのも一興です。

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