デザイナーの今できる最善を尽くしたForestier。

 型紙はオリジナルを観察し、ストレートな「シャツ」のような型紙。

 袖にひねりが無く、ほんのわずか前ぶりがあるだけ。

 身幅・袖幅ともゆったり、中にシャツ + 厚手のセーターが着られるぐらいゆったり目。

 裏地を背中～前身頃にかけて上半身にだけ付ける。

 裏地がはためかないよう、脇・後ろ中心はテープで止める。

 フォレスティエールといえば、妙に派手な裏地をオリジナルでよく見かけます。

 そこで、ストライプのシャツ生地と、WORKERSオリジナルのチェック生地を。

 ネームもフォレスティエール専用、新たに製作。

 袖裏は滑りの良いポリエステルツイル、キュプラがそろそろ復活しそうで悩みましたが、ポリエステルツイルは洗ってもまったく縮まない。

 かつ静電気もほとんど起きない、機能性重視でポリエステルツイルを今回も使いました。

 表地コーデュロイはデザイナーの中で勝手に「フレンチと言えば」のイメージから。

 個人的に、冬にコーデュロイはどうしても外せず。

 正直、あまり売れる生地ではないのですが、 後から「太畝にしたほうが売れただろうな」と思いつつ、太畝はもう少し古い年代のハンティングのイメージ。

 フォレスティエールは、どこかそっけな、普通の生地がイメージなのです。

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