古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
久しぶりにL-2シリーズ。
変更点は色とリブのテンション。
表地の66ナイロン、前回はシルバー系だったのをオリーブ系。
さらにL-2Aをモデルにエアフォースブルーもラインナップ。
もう1点、変更がウェストの絞り具合。
ボディの脇線のすぼまり具合をゆるく、ウェスト絞りを少しゆるく。
腰リブをそれに合わせて少しテンションをゆるくする。
本当にちょっとの違いですが、ウェストのぎゅんっとしまった感じがゆるくなりました。
着丈は変更していませんがリブがゆるくなった分、背中の丸みが少なくなり採寸すると1センチ程度伸びています。
裏地はコットン/レーヨンサテン。
L-2Bのオリジナルはウール/レーヨンですが、ウール混は着る時期を選ぶ。
そこで、コットンレーヨンサテンに変更。
リブもオリジナルはウールのところコットンに変更。
このリブ、既製品は無いので別注で編みます。
いや、あるにはあるのですが「MA-1セット!」みたいな感じで化繊がメインだったり。
わざわざ「綿で、袖口は縫い目のない輪っか編みで」とかいうと、作らないと無いのです。
でも、そんなときも大丈夫。
日本中、探したWORKERSはちゃんと仕入れ先さんがあります。
特に袖口の輪編みのリブがポイント。
縫い目の無い、輪っか状に編む袖口リブは専用の靴下編みのような小さい丸編み機で無いと編めないもの。
昔は、大量に作るから 当たり前に作れたパーツも今、少量で作ろうとすると機械を探すところからなので手間がかかるのです。
オリジナルでウールを使う部分、裏地とリブをすべてコットンに変えているので扱いが楽。
虫食いや縮みを気にしなくてよい。
気軽に着られるブルゾンを目指して作りました。
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