古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
毎年恒例、フットボールT。
21 S/Sは首周りのバインダーをフライス(リブ)に変更。
以前は身頃と同じ生地で巻いてあり、生地が柔らかいので長く着るとバインダー部分が細くなりヨレも出てくる。
それが、ビンテージらしくて好きという方もいましたが今回はフライス(リブ)に変更。
しゃっきりした状態が長持ちするように。
素材は19番単糸・ラフィー糸を使った6oz天竺。
柔らかで適度な厚みのある天竺生地はWORKERS・Tシャツの定番生地。
ラフィーという糸、長繊維のいわゆる「良い糸」にあえて、糸づくりの工程で落ちた短繊維を混ぜて糸にしています。
「糸の芯の部分は持ちの良い、高品質な糸」、「表面がビンテージに見られるような、わずかに毛羽だった糸」
あえて、こんな手間のかかる方法を取る理由は風合いの再現性を良くする為。
綿は年・産地により表情が違います。「長繊維+ 落ちワタ短繊維」 の組み合わせをコントロールして、風合いとクオリティをコントロールしているのが「ラフィ」なのです。
フットボールT、コーディネートが単調になりがちな時に手が伸びます。
特徴は肩に縫い目が無い事。
胸と背中、横方向に切り替えを入れることで肩縫い目の無いヨークパーツを作ります。
これを、前身頃・後ろ身頃とつなぐ。
このつなぎも、ただオーバーロックでつないだだけだと胸に縫い目があたり気になります。そこで、二本針の扁平縫いでオーバー縫い目をつぶしフラットに縫っています。