古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
IVY Pantsとセットアップ。
三つボタン・上二つがけ、胸箱ポケット。腰、パッチ&フラップ。
センターベント。襟・ラペル1/4 インチ・ミシンステッチ。
身頃裏無し、袖裏有り。
呪文のようですが、これぞ「アイビー」なジャケット仕様。
フックベントじゃないのがちょっと足らない?
身頃裏無しなのでフックベントはどうしても裏がきれいに出来ないのでフックにはしていません。
チノはストレートな糸で織るため表面にムラ感が無い、きれい目な表情、8.2oz。
どうしても化繊混のトロピカルに比べれば皺が出来ます。
でもその皺もコットンスーツの味。
袖裏はキュプラが手に入らなくなりポリエステルに変えたのですが
・昔の化繊と違ってほとんど帯電しない。ぱちぱち、静電気が起きない。
・洗っても縮みがほぼない(キュプラは袖丈で2~3cmは縮みます)
と良い事ずくめなので今回もポリエステル袖裏。
ボタン、アメリカ・ウォーターベリー社の金属ボタン。
これが中々来ない! 2月に頼んで本日7/24、まだ来ません。(8月末やっときました)
パターン、毎年同じようでミリ単位で違う。
特に袖、前後の切り替え線や、袖口の角度。
人が着た時にバランスが良くな るよう微調整を繰り返しています。
今回、素材にハリがあるので形がわかりやすい。
デザイナー自身「完成したかな?」と思え るほどバランスは良いです。
が、それも何年か経てば求めるフィット感がゆるく成ったり、タイトに成ったり変わる。
だから延々パターンも微調整を繰り返すし、サンプルも作り続けるのだと思います。
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