
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
2年前、リネン生地でGジャンを製作。
真夏といえど、なんとなく羽織れるものは持っていたい、かつ携帯電話の一つもポケットに入ればベスト。
そんな40代のデザイナーにはバッチリな1枚でした。
さすがに2年着たおして、次つくるなら?と考えたときに「リネンの経年変化の柔らかく、腰が抜ける感じとは違う、コットンならではの変化も楽しんでみたい!」とコットン生地バージョンをすぐに思いつきました。
インディゴシャンブレーはロープ染色でタテ・ヨコ糸を染めてから織る。
ロープ染色=糸の真ん中が白いと思われるで しょうが、この生地は糸が細いのでほとんど中まで染まっています。
ブラウンはタテが硫化染、ヨコが生成り。
どちらも5oz前後、ワークシャツの厚み。
腰丈なので真夏、Tシャツの上に着るのに最適。
PincheckとPlaidは他のシャンブレー5ozと比べると少し厚い7.5oz、いわゆる「羽織りもの」の厚み。
インディゴ部分はこちらもロープ染色。
生地屋さんのこだわりは白糸部分。
白糸部分もうっすら「あえて色落ちしやすく」染めた糸。
「白糸部分が単なる生成りだと古びた感じが出ない、なので薄い色に染める。ただ、染めるにしても堅牢度が良い(色落ちしない)とインディゴが落ちてきたときに浮く。そこで、色が落ちやすい「脱落系反応染料」で染める。
こういう凝った事をするから高い生地でした。
が、まんまとその風合いに「!!!」となって選んでしまい。
選んでから「えらい高いじゃないか」と驚いた生地です。
でも書いてるうちに「実際、どんな風合いになるのだろう?」と着たくなってる自分が居ます。
ボタンは小さいタックボタンと悩みましたが、金属の糸付けに。
生地が薄いのでタックボタンの重みでどうし ても、ボタンを打った部分が垂れる。
そこで、金属糸付けをメッキ別注してクラシックな雰囲気に合わせています。
製品はNW、洗い無納品。
身幅は2cmほど縮み、丈は1cmほど縮みます。
サイズを上げるほどではありません。
ブルゾンなので、前を開けて着ること考えて、あまり大きくはしたくなかったので。
かといって、タイトというほどでもありません。
WORKERSの通常、選ばれているサイズ、シャツで15ならば、このLot.213は38を選んでいただくと想定のサイズ感になります。
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