古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
米軍古着で通称「M43」と呼ばれる二つポケット・腰丈のシャツジャケット。
当時の資料には「JACKET, HERRINGBONE TWILL」とあり、
説明書きには 「短い丈、裏地無し、丈夫な綿の綾織生地で出来た戦闘および雑役用ジャケット」
参考にしたオリジナルは13スターの金属タックボタン。
それをWORKERSでは4つ穴の樹脂ボタンに変更。
理由は素材、今回、薄手のデニムとギンガムで「夏の終わりの羽織もの」もラインナップ。
重い金属タックボタンでは生地がだれてしまってNG。
そこで、古着でたまに見かける4つ穴樹脂ボタンを採用。
樹脂ボタンなら軽く、薄手の素材にもバッチリ。
6oz Brown Back Denimは、ヨコ糸をブラウン系染め糸・タテ糸インディゴ染のデニム。
通常のヨコ糸生成りデニムよりどす黒い色目。
人間の目は全体を平均して「青い」とか「どす黒い」と感じます。
ヨコ糸に色が付いている分、全体としてはヨコ糸が生成りの普通のデニムより色が濃く感じる。
結果、汚れが目立たない。
ヨコ糸を染める分、値段は高いのですが、機能性を重視しました。
ミリタリーで使われるデニムのヨコ糸に色が付いているのが、果たしてこの機能性重視でわざわざ染めたのか、白いワタが手に入らないで色が多少ついていてもOK!でそうなったのかはわからないのですが。
でも、「ミリタリーのデニムはどす黒い色味」というのは、デザイナーは印象として強く今回も「どす黒い、あのミリタリーっぽいデニム」で探した生地です。
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