古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
2020年更新で、以前より首回りが2cm大きくなりネクタイを締めやすくなったModified Fit。
22S/Sは、身頃をそのままでラウンドカラーを展開。
身頃、フィット感はあるがピタピタでは無い、肩幅も落ちすぎず、入りすぎず。
着丈は裾を出しても・入れても着られる75cm前後がマスターサイズ。
袖ぐりのカマ(縦方向の寸法)自体はある程度余裕があり、窮屈さは無い。
でも肘から先をわずかに細くしてすっきりと。
その分、袖がまくりづらくなるので、袖口の開きは深めにとる・・・といったように、機能性を考えて型紙をひいています。
デザイン的なシャツでは無く、設計的なシャツとでもいうのでしょうか。
型紙をデザイナー自身でひくからこそ、こういう作り方の品番もあるのです。
生地は大きくわけて3種類、定番のスーピマオックスは無地からストライプ・タッタソールまで豊富なバリエーション。
Light Ecruは別注で作った色で「生成り(Ecru)風」に色をつけたもの。
ブルックスの古着でどう見ても白とは違う、微妙な色調のオックスフォードがあり、それを真似て製作。
5ozクラスで通年着られる厚み。
ポプリンは3ozクラス、真冬はちょっと寒いが、真夏まで着られる。
細い糸で密に織っているので洗っても寸法変化が少ない。
そのため、オックスより若干縦方向が長く上がっています。
Spence Brysonはいわゆる「アイリッシュリネン」。
3ozクラスのアイリッシュリネン、定義が曖昧ですがアイルランドには「アイリッシュリネンギルド」と呼ばれる団体があり、Spence Brysonのブランド名はそこで確認ができます。
ただ、今回は材料・紡績の国云々よりは触った時に全くチクチクしない、およそデザイナーが今まで感じていたリネンの風合いよりずっと繊細なその手触りに惚れて使いました。
寸法はオックスより若干タテに縮みが入っています。
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