古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
MODEL: 168cm 58kg SIZE: 2 (S)
本来インディゴ染めは「紺色だけ」ではなく、良く見ると赤・緑など、他の色が混じっています。
経年変化に富み、インディゴ染めならではの風合いは素晴らしい物ですが、色移りがしやすく着用・洗濯に気を使います。
そこで今回、「ミスティインディゴ」と呼ばれる手法でインディゴ染めの風合いを堅牢度の高いトップ染め(ワタ染め)で真似ています。
具体的には、インディゴ染めした製品を分析機にかけ、数色の原色に色分解、その分解した色に染め上げた綿(ワタ)。
配合を変えながら紡績し(糸を作り)、濃い・薄いを表現しています。
「色分解する」というのがポイント、単純にインディゴ染めした製品を色分析にかけると、微妙な色合いをすべて「一色」に統一せざるを得ません。
分析したインディゴ染めの「最大公約数的な色」一色の染めに成り、確かにミクロで見れば同じ色でも遠くから見ると全く風合いが違ってしまいます。
今回のミスティインディゴ生地は近づいて見るとグリーンがかった部分、赤みがかった部分と場所により微妙に色合いが違います。
これが結果、遠くから見て「インディゴ染めのように見える」風合いを出しています。
綿(ワタ)の染色自体は反応染めで行っているので、洗濯してもほぼ色落ちも無く、色移りもほとんどありません。
形はベーシックなカーディガン。
ボタンに厚口の高瀬貝ボタンを使っています。
色落ちしない特徴を活かし、ぜひ白のシャツとの組み合わせをお楽しみください。
着用アイテム