古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
WORKERSの初期からだいぶ間が空きながらも作り続けているBOSSを参考にしたカバーオール。
オリジナルが犬なので、 WORKERSは猫で、Queen of the Road(わざわざ商標も取得)しました。
そもそも作ったきっかけ、10 年以上前、CROWN Overallの紙物アドを海外オークションで競り合った日本人の方に「どうしても見せてほしい!」と無理なお願いしました。
その方が良い人で遊びに行かせてもらい、さらに色々なビンテージ も見せてくださいまいした。
その時に「一番形が良いと思うのだよね」と言われていたBOSSのカバーオール。
それをお借りし各部寸法を測り、作成したのがスタート。
あの時よりも自分なりに色々な型紙を作ってみて分かるのは、確かにこの形はすごく一般的。
昨年作ったPAYDAYを元にしたSuper BIG CAT 。
フロントが傾斜して、上部のボタンしか合わない強烈なAラインとは違う。(あれはあれでクラシックで良いですが)
今回のQueen of the Roadの型紙は本当にバランスの良い、着やすい形。
せっかく作るならと、ボタンやラベルの猫はアメリカの知人、jimさんに依頼。
ラベルは近所のシルクスクリーン屋さんでプリント。
ボタンはおなじみ、ボタンワークスさん。
さすが猫の毛の感じ、立体感がきれいに表現されています。
フロントと袖口で別のサイズのボタンを作ったのもこだわりです。
高くはなっちゃうのですが。
素材、いずれも10oz程。
今回は防縮の入った生地ですが、現代のガッチガチな防縮では無いので製品でOW、縮みきった状態にしています。
初めて作ったBlack Duck、硫化染めでデコボコ部分に陰影が出て立体的な良い雰囲気。
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