古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
MODEL: 168cm 58kg SIZE: 30
前から見ると5 ポケット、でも後ろを見るとダーツが・・・そう、久しぶりにLot 819 を製作。
後ろにダーツがあり、脇もセルビッジ(耳)を使わないでカーブさせている。
パターンのおおもとは、Workers Officer Trousers Slim Fit でおなじみのトラウザーズ型。
裾幅は少しだけ細くしています。
人間の体、直線ではなくあちらこちら、曲線で作られています。
脇線もしかり、古くからジーンズは未防縮の生地を縮ませることで人の体系に合わせ る「Shrink to fit」でした。
防縮生地を使う場合も、脇に耳を使おうとすると、どうやっても内またでしか体に沿ったカー ブを作れない。
結果、防縮生地で脇に耳を使うと、未防縮以上にどうしても体に沿わない部分が出てくるのです。
そこで脇に耳を使わず、ロックにすることでシルエットを自由に作れる。
後身頃もヨークではなくダーツでヒップの丸 みを出す。
実は、ダーツをヨークに展開してみようとしたそうですが、あまりにも曲線がきつくなるためヨークを巻縫いす るのが難しいので断念。
後身頃、ヒップの丸みをあきらめようかとも思ったそうですが、それではトラウザーらしいヒップの丸み、食い込まないヒップが作れないと思いなおし、ダーツを残しました。
素材は10ozクラスのピケ。
ブラウンは一番濃い色かつ、落ち葉やレンガを連想させる色なので秋冬に最適。
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