
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
昨年、J.C.Penney系のカバーオールを着丈65cm近辺で製作。
製品として置いてみると「短いかな?」という着丈も実際に着てみるとバランスよく見える。
そこで、 今年はセットイン+角型ポケット+チンストのHERCULESをモデルにした1枚を作りました。
WOREKRS、以前は着丈72~3cmの長めのカバーオールを作ってました。
参考にするオリジナルは長い!平気で75~80cm弱着丈があるので、さすがに長かろうと72~3cmで作っていました。
が、それでも身長170cm前後の日本人が着ると長く見える。
そこで着丈を65cm強に。
これなら、背がそこまで高くない我々が着た時に、ビンテージをアメリカのワーカーが着ていた雰囲気に見える!(はずです)
素材はライトダックの8oz。
硫化染めで色落ちが激しく、OWでもすでにあちこちパッカリングが出ています。
今回、こだわったのがボタンサイズ。
古い、それこそ1920~30年代ごろのワークウェアで 「襟・袖口は小さいボタン」「フロントは大きいボタン」という仕様が良くあります。
もっと時代が後になると小さいボタン1サイズが増える。
生産効率を考えれば1サイズが正解。
でも、古いワークウェアを見たときの「特別感」はこういう「そこまでやるか!」 な豪華仕様から感じる部分。
そこで、WORKERSも袖口・フロントのボタンサイズを変える。
実は、以前もサイズを変えてフロントは作ったのですが、ライン32(20.3mm)で今見ると微妙に大きい。
そこで、今回新たにライン30(19.1mm) をフロント用に作り直しました。
新たに型代もかかるのでYKKさんからも止められましたが、初志貫徹しました。
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