
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
24S/Sで好評だったIVY Blazer。
コンバットウール、コーデュラナイロンをウールに混紡した「摩耗に強い・皺に成りにくい」 がとても快適。
そこで、ネイビー・グレーはボタンを練ボタンに替えボトムとスーツに(本来は品名もスーツですが、一応ブレザーで)。
コンバットウール新色のブラックはアメリカ・ウォーターベリーの金属ボタン。
趣味で作ってしまったのがフレンチリネンの生成り、ボタンも水牛ボタン。
デザイナーが持っているビンテージリネンのジャケット、おそらく1900年代初めごろのものがこんな生成りの色。
映画や写真で見た夏のリネンスーツもこんな色。
で、つい作ってしまったのですが、出来上がってみて「かっこよすぎて売れるか不安」なのもこの色です。
仕様は三つボタン、上二つがけ、胸箱ポケット。
腰、パッチ&フラップ、センターベント。
襟・ラペル1/4インチ・ミシンステッチ、身頃裏無し、袖裏有り。
呪文のようですが、これぞ「アイビー」なジャケット仕様。
フックベントじゃないのがちょっと足らない?身頃裏無しなのでフックベントはどうしても裏がきれいに出来ないのでフックにはしていません。
今年はパターンの修正は行いませんでした。
我ながら「完成したかな」というぐらい今は気に入っているそう。
でも、数年たつとその時の「気分」が出てきて修正したくなるかもしれませんが、今はフィット感・ゆとり・動きやすさ・シャープさ・エレガントさ。
これらのバランスがデザイナーとしてはベストだなと感じているので修正なしです。
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