古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
デザイナー自身、若い時はポロシャツを着ませんでした。
夏はTシャツその後、シャツを着るようになるとブロードや薄手のシャンブレーの袖まくりで乗り切ってきました。
ただ、昨今の猛暑から真夏にTシャツ一枚が増え、結果出来上がったのが 「一枚で着てもすっきり見える」3-PLY T。
その3-PLYもたびたび着ていると、次なる要望が出てくるわけです。
「カットソーで襟が欲しい」=「PoloShirt」ついに、ポロシャツです。
ただ、作るとなると
・鹿の子ボディ
・襟、袖口は横編み機での編み立て
・縫製もいわゆるTシャツとは違う
ポロシャツ製造の独特なノウハウがありつつ、WORKERSの求める雰囲気や数量、納期、品質と合う製造元さんを見付けられず、ずっと棚上げしていました。
そんな話を横浜のテーラーグランド・長谷井さんに話すと、グランドさんのお客様でポロシャツを作られている方が!
デザイナー自身、グランドさんと話も気も合う。(グランドの長谷井さんは岡山出身、私は岡山に住んでいるという謎な縁もあり)
そんなグランドさんのお客様であれば、方向性が違うはずがない!
という事でご紹介いただき、ついにポロシャツ企画がスタートしました。
いざデザインするとなると悩む!
どこまでもワニが追いかけてきて「胸に猫か?トラか?」とかそんなことばかり最初は 考えました。
ただパターンを作っていると、その設計方法がカットソーというよりシャツのそれと非常似ている。
「あくまでシャツとしてデザインしたらどうなるだろう?」と考えるとすんなりデザインが決まりました。
胸はポケット、ロゴワッペンではなく控え目にWの刺繍。
形は後ろ身頃が長いIZ型。
ホワイトは製品洗い、カラーものは製品染めで最初から着込んだ雰囲気。
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