古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
以前から「作らないのですか?」「作りましょうよ!」とご要望が多かった、春夏バージョン・薄手素材で作るLounge Jacket。
せっかく作るならと仕様も新しく。
ビンテージのSweet Orr、おそらく「ノーフォークジャケット」と呼ばれる四つポケットのデザインをもとしています。
ポケット付けもオリジナルを参考に、部分的に地縫いを入れています。
フロント見返し、秋冬のLounge Jacketでは脇の縫い目まで伸びる大見返しを、いわゆるカバーオールのような身頃たたきつけに変更。
より軽く、カバーオール的な着やすさを狙って。
袖裏が無い分、中に着たシャツが引っかからないよう袖は少し太め。
シャツの上はもちろん、Tシャツの上にも着られるラフな素材、仕様。
でも、型紙のベースはLounge Jacketで、前ぶりのある袖、丸みのある身頃。
シャツの延長線上で作られた物とは違う「ジャケットらしさ」をキープしたシルエットです。
素材、ネイビー・オリーブ・ベージュは7ozクラスのチノ。
定番の10ozよりは薄い、でも5ozになってしまうとチノというよりはシャツ生地・ツイルという風合いになってしまう。
ギリギリ「チノ」と感じる厚みのライトオンスチノ。
巻縫い、ポケットつけ、見返しつけ、ステッチ部分に立体的な皺が出るのがライトオンスチノの良さ。
Sand Beige、Oliveは4月納品のFWP Trousersと、セットアップになります。
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