古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
MODEL: 168cm 58kg SIZE: 36 (S)
17FWのチャレンジ品番、いわゆる「スタジャン」です。
でも、ただのスタジャンではつまらない。
そこで、N-1・デッキジャ ケットの仕様とスタジャンの仕様をまとめたモノ、N-1+Varsity Jacket でN-1V。
フロントはジッパー+ ボタン、このあたりはN-1そのままです。
裾リブは初期型のデッキジャケットにもありますが、パターンはタンカースの作りをまねています。
フロントリブの横、身頃生地が切り替えになっていません。
このほうが縫い目が少ない分薄く仕上がる。
角の部分の縫いが難しいので綺麗に出来るか心配したそうですが、さすが「うちはN-1もタンカー スも得意中の得意!」という工場だけあり、綺麗に縫えてます。
革は「脱クローム」という手法。
一度クロームなめしした革のクロームを抜く。
さらに、タイコ(大きな洗濯ドラムのよ うなもの)で今度は渋なめし。
一般的に、クロームなめしは柔らかい、着易い。
渋は硬い、着にくい、でも渋独特のいかにも「革!」と我々がイメージする力強さがある。
その間を目指したのが、今回の「脱クローム」という革です。
なめ し終わった革は染色して、さらに表面にもごく薄く染料系の塗膜を作っています。
ここで、顔料系(ペンキを想像してください)をべったり塗ってしまえば、革のシミも傷も、すべて隠されてしまいます。
でも、革本来の風合いは消えてしまう。
そこで、あえて、仕上げにも染料系の塗装を施しています。
表地の素材は13.4ozコットンのジャングルクロス。
リブは袖口に輪編み、タテに縫い目が無い袖口専 用の編み機で編んだもの。
縫い目が無いので、厚みのある部分が袖口にあたって気になることがありません。
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着用アイテム