古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
今季「絶対そんなに売れないだろうけどどうしても個人的に作りたかった」のがこちら。
元ネタはかつてフランスで一世を風靡した(らしい)お店の長袖オープンカラーシャツ。
古着で千鳥の一枚を見つけて着たかったそうですがデザイナーにはサイズが合わない、ということで製作。
着丈75cm程、肩幅がちょっと落ちて46~7cm、身幅は56~7cm。
Modified BDをもう少しゆるくしたようなシルエット。
仕様が凝っている、左右にフラップポケット。
このフラップもぜひ跳ね上げて見てください、裏までぐるっと閉じている。
ロックや裁ちきり部分がまったく見えません。
なんでここまで凝った仕様なのか、企画した方に聞かないと分かりませんが、せっかく作るならと再現しました。
袖口開きにボタンあり。
WORKERSでは通常付けませんが、ここも再現。
脇がまた凝っていて、スリットがあり、裏に見返しも当てられている。
手作業の塊のようなシャツです。
おかげで工賃は通常のボタンダウンよりだいぶチャージアップ。
最後、ネームもそれ「風」を作ってしまいました。
素材、千鳥(Houndstooth)がオリジナルによく似た柔らかい手触り。
さらに詳しくはこちら