古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
真夏に着られるシャツジャケット、23S/Sはテーラー襟で内ポケットを追加。
以前は涼しさ重視で内ポケット無しにしましたが、デザイナー自身で着てみて「携帯入れるのに内ポケあればな」という時があったので。
あくまで「夏ジャケット」なのでシルエットはゆったり、肩は落ち気味、袖も太く、ジャケットというよりはシャツに近いシルエット。
悩んだ袖口、切り込みを入れる仕様はリネンだと裂ける恐れがあるのでNG。
カフスを付けるのもシャツ感が出すぎてしまう。
悩みに悩んで、最後はシンプルな三巻にしました。
開きが無いと袖がまくりづらいのですが、袖自体かなり太く作ったので肘下ぐらいまでならまくれます。
実際、まくって着ると袖口に適度な重みが出て収まりが良かったです。
でもやりすぎると、どこかのお笑い芸人みたいになるのでご注意ください。
素材のマドラスは3oz。
インド製、織りが粗く、風が通り抜ける一番涼しい生地。
薄い分、強度は劣るので引っ張らないでください。
糸色の染も堅牢度が悪い、色が落ちやすいものを使っています。
洗うときは単品、もしくは白物との洗濯はさける。
乾燥機は絶対NG。織りが荒い分、きゅっと入ってしまって縮みます。
縮めてしまった時は、もう一度しっかり水につけて、繊維を緩める。
軽く脱水して、伸ばしながら天日干しすればかなり戻るのは戻りますが、それでも乾燥機はお勧めしません。
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