ビンテージの杢Tシャツの風合いを目指して作った天竺生地で作ったTシャツ。
昨年はベートーベンなら今年はモーツァルトで。
ビンテージでおなじみ音楽家モチーフ。
これをカートゥーン(漫画)風のイラストに。
グレイ・ブルー・レッドは「杢」と呼ばれる、綿の段階で白綿・色綿を配合して作った糸。
昨年と同じく、ラフィーという紡績の時に落ちた短繊維をあえて混ぜて、若干毛羽だったような風合いを再現した糸で天竺を編んでいます。
糸の太さは19番糸、1枚で着ても薄すぎて体系が浮いて見えたり透けたりしない。
でもヘビーオンス過ぎない、通年で着られる生地厚を目指しています。
16SSではパターンを変更しています。
脇の絞りを無くし、よりベーシックなTシャツらしいシルエットに。
縫製も変更し、脇をオーバーロック始末に、袖口・裾は「天地」と呼ばれる、これもオーバーロックを使った始末に。
肩には伸び留めテープ、パターンは常に微調整を繰り返して、肩が浮かない、ネックが広すぎず・狭すぎずのバランスを目指しています。